西井 佑助

西井 佑助 -
西井 佑助 -
西井 佑助 -
動物は長い時間をかけて環境に適応するため「進化」を重ねてゆく。
しかし人間は道具を進化させることで動物の持つ身体の進化能力を超えてきた。
つまり、道具自体が取り替え可能な「身体の一部」と言えるのではないだろうか。
そうして人は道具を身にまとい能力を補正した状態が"普通”になっている。
今も、昔も、そして未来も。
この「人間の進化≒道具の進化」という図式は同時に、生身の人間同士のふれ合いから遠ざかっていく事にもつながっている。
道具の進化は決して悪い事ではないし、止められるものでもない。
ただ、私たちは、失われていく生身の身体と意識的に向き合っていく必要があるのではないか。
人間の本質は何か、肉体を持ち生きるとは何なのか、という疑問符を軸に作品制作を通し、これまで”私自身“を見つめて来た。